「認知心理学概論Ⅱ」(楠見)レポート課題
 
提出期限と提出場所:1月25日(火曜日)午後5時まで 教育学部教務掛(文学部科目「心理学講義」として登録した人は文学部教務掛に提出)
枚数:A4用紙5枚程度(4000字程度)      
注意:教務掛から受け取った表紙に課題番号を書く.
   ・授業そして,参考文献から学んだ専門用語,理論,データを用いて,自分の議論を展開する[評価基準]
   ・参考文献からの引用と自分の考えは明確に区別できるように記述する.
    また文献や引用データの出典(著者,出版年,書名,出版社、またはURL)を最後に明記する(下記の文献2参照).
   ・自分が主張したい重要な箇所に下線を引く.
   ・データやモデルを表示する図や比較対照する表の作成を歓迎する
   ・他の授業科目のレポートを流用することは望ましくない。
 
課題:次の3問から1問を選択し,小問にしたがって,まとめなさい.
 
1.認知心理学概論Ⅱで取り上げた研究領域(学習,知能,思考、言語、推論、意  思決定,感情など)から1つの領域を取り上げて,興味をもったテーマを一つ設定し,つぎの順序にしたがって論じなさい.  
   (1) 研究テーマを自分の関心に基づいて明確化する
   (2) 先行研究を自分の視点からまとめる
   (3) 先行研究間の関連性や不一致を指摘する
   (4) 今後に残された問題とその解決方法(できれば実験や調査計画)について,自分の考えを論じる
 
2.認知心理学概論Ⅱで取り上げた研究領域の本または論文を読んで,以下の点について論じなさい.
   (1)本(論文)を読んで新たに学んだ事柄,重要と考えた事柄を自分の視点からまとめる
   (2)自分の考えと一致した点を複数指摘し,その理由を述べる.
   (3)自分の考えと一致しない点,疑問に思った点を複数指摘し,その理由を述べる.
   (4)その本において,今後に残された問題は何か,その解決方法について,自分の考えを論じる。
 
3.認知心理学概論Ⅱで取りあげた研究領域から,興味をもったテーマに関して,自分、友人,家族などを被験者として,簡単なデータを収集し,以下の点をまとめなさい(他の授業科目で実施した実験データを流用しないこと).
   (1) テーマを自分の関心に基づいて明確化する
   (2) 従来明らかになっていることを自分の視点からまとめる
   (3) 方法を再現可能な形で述べる.
   (4) 結果を表,図などにまとめる.さらに,認知心理学の理論や概念を用いて考察をする
 
文献
 1.木下是雄 1981 理科系の作文技術 中公新書624
 2.日本心理学会 心理学研究執筆・投稿の手びき 
  http://rabbit.shudo-u.ac.jp/~matsuda/tebiki.html
  (3.6.2「文章の引用」,3.9 「引用文献」を参照)

2004.12.13

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