主な研究テーマ
楠見研究室は,心理学的,認知科学的方法(心理学実験や調査,観察など)に基づいて,知識の獲得,構造,利用を,つぎの観点から研究しています.
第一は,人が,学校や職場で知識を獲得したりスキルに熟達化する過程やそれを支える実践的知能や類推的思考の解明です.
第二は,人のもつ柔軟な知識構造を,比喩理解や問題解決,創造性,記憶の点から研究を進めることです.
第三は,知識の利用を,推論や意思決定,リスク認知、社会的認知とその文化差の点から検討することです.
主な具体的研究テーマは以下の通りです.
大学院,PD,卒論生希望の方へ
- 大学院生,大学院入学を目的とした研究生,留学生の受け入れはしていません.
- 現在の指導院生は在籍していません。研究員は1名です。
- 研究室は1999年10月にスタートしました.2025年3月までの指導院生の修了者は,
博士(教育学)25名,修士(教育学)41名,
卒論生は毎年約2-4名でした.これまで在籍した日本学術振興会特別研究員PDは4名,GCOE等研究員6名でした.
- 大学院生の主な進路は、山口大学准教授(現在北九州市立大学教授)、東大学振PD研究員(エール大学PDを経て現在早大准教授)、京都大学GCOE研究員(現在は滋賀医科大学准教授)、生理学研究所学振PD研究員(カーネギーメロン大学PD等を経て現在は青山学院大教授)、大阪音楽短期大学准教授、スチーブンス工科大学PD(現在は名古屋工業大准教授)、総合研究大学院大学PD(現在宇部フロンティア大学講師)、バージニア大PD(現在広島大学准教授)、いわき短期大学講師(現在淑徳大学短期大学部准教授)、電気通信大研究員(現在北里大学講師)、神戸大学PD(現在大阪公立大学准教授)、青山学院大准教授、大阪大学講師、大学改革支援・学位授与機構開発研究部准教授、鉄道技術総合研究所、三菱電機情報技術研究所(現在追手門学院大学講師)などです。
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在学生・
修了者の声・
OB/OGリスト
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これまでの海外からの研究員は,
フルブライトフェロー(米国人奨学生)1名,
JSPSサマープログラム研究員(フランス人PD
写真,米国人)各1名 でした.